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6月も下旬になると、デパートやスーパーでは、お中元コーナーを目にするようになります。
テレビCMでも、さわやかに美しく、贈り物を差し出していますよね。
お中元は、常日頃お世話になっている方々へ、感謝の気持ちをこめて贈るものです。
今回は、このお中元についての豆知識やちょこっとマナーをお届けいたします。
お中元の起源って知ってますか!?
「中元」は中国から伝わった言葉です。中国古来の民族思想であった「道教」では、1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、12月15日を「下元」と呼び、天地万物を祭る年中行事を行っていました。
このしきたりが日本に伝わり、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ・7月15日)の行事と結びついて先祖への供物を、親類縁者や隣近所に配ったのが「お中元」の始まりです。
現在では夏のご挨拶とも言われ、お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて贈るものへと変化してきました。
いつ贈ればいいの!?
お中元を贈る時期は地域によって異なります。
東北・関東・北陸:7月1日〜7月15日
北海道・東海・関西・中国・四国:7月15日〜8月15日
九州:8月1日〜8月15日
沖縄:旧盆の3日間で、毎年異なります。ちなみに2015年は8月26日〜8月28日
時期を逃してしまったら!?
『暑中御見舞』として贈ります。関東などの地域では立秋(2015年は8月8日)をすぎると『残暑御見舞』として贈ります。
目上の方に贈るときは『暑中御伺い』『残暑御伺い』として贈りましょう。
喪中の時は!?
お中元はお祝いごとの贈り物ではなく、感謝の気持ちを贈るものですから、当方、先方のいずれかが喪中であっても、差し支えないことになっています。
しかし、忌中の場合やどうしても気になる場合は、事前にお断りを入れて先方の了解を得た上で、時期をずらして「暑中御見舞」や「残暑御見舞」として贈ってはいかがでしょうか。
どのように贈ればいいの!?
本来は風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーですが、遠方であったり忙しかったりとの理由から、最近は宅配便で送るケースも増えてきました。
身内や友人に送り届ける場合は電話で伝える程度でも差し支えありませんが、日頃大変お世話になっている方々に送り届ける場合は挨拶状を同封するか、届く頃を見計らって手紙か葉書による挨拶状を送るようにしましょう。
掛け紙は、「内のし」?「外のし」?
包装をお願いすると決まって訊かれるのしの種類ですが、実は選び方にちょっとしたマナーがあります。
「内のし」は、品物に直接のし紙をかけ、その上から包装紙で包むので、のし紙は直接見えません。昔はのし紙を品物に直接かけて、風呂敷に包んだ状態で持参して贈りました。「包装紙=風呂敷」と考えるならば、内のしの方が本来の贈り方に近いと言えます。
「外のし」は、品物を包装紙で包んだ後、のし紙をかけます。一目で贈り主や目的が分かります。持参して手渡しをする時や、贈り物を強調したい時に使います。
基本は「配送で贈る場合は内のし」「持参する時は外のし」と考えましょう。
お中元をいただいたらどうすればいいの!?
お返しは必要ありませんが、お中元が無事に届いたことを知らせる役割もありますので、お礼状はすぐに(3日以内に)出すよう心がけましょう。
電話で済ませてしまう場合も多いようですが、電話はとりあえず掛けても礼状をきちんと出すのが正しいマナーです。できれば封書やはがきで、相手の心遣いに感謝する気持ちを真心込めて伝えましょう。夫宛てのお中元に対して、妻が礼状を代筆する場合は、夫の名前を書いた左脇にやや小さい文字で「内」と書き添えます。
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